【頭文字Rから始まるピアノブランド】


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ピアノ銘柄ブランド
トレードマーク 紹介
& 知名度ランキング


  

メーカー/ブランド説明・会社沿革・歴史・製作者・特徴・音色・他 

R.S.HOWARD
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R.S.HOWARD CO アメリカ(ニューヨーク) 詳細不明
RACHALS
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RACHALS ラハール ドイツ 詳細不明
RAMEAU


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RAMEAU ラモー

フランス(プロバンス地方)1973年~2000年頃まで
小型ピアノが、プロバンス地方で作られるようになった。グランドも少し作られたとのこと。

Gaveau(ガヴォー)、Rameau(ラモー)もプレイエル社が製造

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RAPHAEL


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RAPHAEL ラファエル

発売元:島村楽器
HPより抜粋:中古クラスの価格でお求めいただける質の高い新品ピアノを提供したい、
その思いを込めて開発したピアノです。
響板に高級材アラスカ産シトカスプルースを採用、オールウッドのアクションを採用。

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RAVENSCROFT


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RAVENSCROFT 
製造:アメリカ アリゾナ州
読み:レーベンスクロフト/レイブンスクロフト/レイヴェンスクロフト/レイベンスクロフト
(発音の仕方で表記に多少の違いあり)

フルコンサートグランドである「Model275」の価格はなんと3000万円とのこと。
実際に音色を聞いた事がないので本当に良い音なのか不明ですが、DTM音源としても使われているようです。

※とあるホームページでの紹介では、低音域がファツィオリの音色に近く、中音域ががスタインウェイで、
そして高音域がヤマハのC7に近いとの紹介あり。そのため全く新しいピアノに仕上がっているとのこと。
早く実際にこの耳で聞いてみたいです^^

実機のホームページ(英語)→★
RAZAR →LAZAR ラザール の項参照
REAS. HERMAN




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REAS. HERMAN リーズヘルマン スタインリッヒピアノ製作所(浜松)
ドイツに”リーズハルマン”RIESE HALLMANN”というピアノあり
トレードマーク画像は匿名希望様よりご寄稿頂きました。ありがとうございます!

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REINHOLD
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REINHOLD ラインホルド 日本 詳細不明
REINVOLT
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REINVOLT レインボルト 鈴木ピアノ製作所(磐田市) 詳細不明
REISLAN
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REISLAN レイスラン イギリス(ロンドン) 詳細不明
REKEWITZ

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REKEWITZ 読み方不明(レイケヴィッツ?レイケウィッツ?レケウイッツ?) ドイツ 詳細不明 

ピアノ天屋根の裏側の部分 →★  ピアノまくり(蓋部分)の銘柄ブランド部分 →★

※エンブレムやその他の画像は「匿名希望様」からご寄稿頂きました。ご寄稿ありがとうございます!
RENN
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RENN レン イギリス 詳細不明
RENNER


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RENNER レンナー

喜多楽器店(発売元)、マイシュナーピアノ製作所(製造)
関西のピアノメーカーであるマイシュナーピアノ製作所が
喜多楽器店の依頼でレンナーハンマーを使用したものにつけられたブランド。 

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RICHTONE


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RICHTONE リッチトーン

東和ピアノ(発売元)東京青山、松本ピアノ(製造)千葉、中島ピアノ
東京青山のピアノ店の東和ピアノが自社銘柄として特に吟味したピアノ。
松本ピアノ(千葉)製が多い。
東和ピアノの創設者中島順二郎氏は沢山清次郎氏の東京ピアノ商会の門下生で、
既に亡くなったが、未亡人により運営されていた。
ヤマハ、シュベスター、マツモトを取り扱い、リッチトーンは沢山氏の免許ブランド。 

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RIEGER KLOSS

RIEGER KLOSS

RIEGER KLOSS ピアノ

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リガークロス/リーガークロス

RIEGER KLOSS チェコスロバキア製 (イフラヴァ:都市名)1871~
販売元:東洋ピアノ販売

年間約3000台を生産、ヨーロッパの主なピアノメーカーに位置しています。
そのうちの97%を輸出が占め、日本をはじめ、カナダ・アメリカ等へ送り出されています。

アップライトピアノは9モデル、グランドは158cm~272cmまで4モデルを揃えていますが、
日本でのニーズを考えUP・GPいずれも小型の機種に絞って輸入されています。
しっかり作りこまれたピアノという印象です。
ちなみに、シュレーゲル(SCHLÖGL)というピアノも同じトレードマークです。

RIEGER KLOSS の純正キーカバー(国内メーカーにはないデザインですね) →★

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RIESE HALLMANN
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RIESE HALLMANN リーズハルマン ドイツ 詳細不明
※日本のスタインリッヒ製作所製に”リーズヘルマン”というピアノあり
RINBEL
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RINBEL リンベル アトラスピアノ製造株式会社
RINDEN ? スペル不明 RINDEN? リンデン 中国(北京) 詳細不明
RINDNER
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リンドナー 詳しいスペル不明→RINDNER? アイルランド
フィリピンで組み立てられていたらしい 詳細不明
RIPPEN



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リッペン RIPPEN オランダ 創業1937年

創業から3年ほど経った1940年の製造台数は年間わずか50台であったが、
1950年には10倍の500台、1960年にはそのまた10倍の5000台の
製造台数になり、戦後目まぐるしい生産数増加を果たしたのは我が国のヤマハ、カワイなどの
我が国のピアノメーカーと、このリッペンぐらいであろうと思います。

リッペンは従来の殻を破った特殊なもので、その特徴としては次に挙げる点がある。

1、重量が驚くほど軽い(※当時としては)
アップライトピアノの場合、2人で簡単に持ち運べる程度の重さといいます。
従来のピアノは重いものと相場が決まっていたが、このリッペンピアノの場合、
6フィートのグランドでも500ポンド(230Kg弱)でした。
その理由は主としてフレームが特殊なスチールで作られていることによります。
また、アップライトピアノには運搬の際に便利なように、鍵盤が折り畳めるよう
工夫されたものもあり、これは廊下などの狭い場所を通り抜けて運ぶ場合に好都合です。

2、プラスチック製のアクションを採用している(これが本当に良いかは未知数)
これは当時としては革命的なことで、耐湿性のプラスチックの採用によって
湿度の高い地方でもアクションがスティックすることがなく、またどんなに乾燥しても
ガタがくることがないと言われ、当時のリッペンの広告にはアクションを水に浸し、
その横で金魚が泳いでいるという広告写真がある。

3、特殊スチールのフレームを使っている
ピアノが重いのはフレーム(鉄骨)に鋳造鉄を使用するからで、これをリッペンでは
特殊スチール、しかも中空のパイプ式を使用しているからであります。
これはまったく斬新な考え方で、軽量にあるにも関わらず3万5千ポンド(15.8t)
にもなる弦の張力にも十分耐えるといいます。

この他、リッペンには弦が緩む危険性が少ないチューニングピン、アルミニウムのレール、
特殊な構造で絶対にひび割れしない(?)というスプルースの響板、プラスチックと
アルミニウムのキー、また、キーのバランスを取る鉛の代わりのスプリングなどの
考案が加えられています。これらの画期的な構造は1961年から採用されているようです。

音色は小型ながら極めて優れているといい、高音の抜けも良く、また低音のボリュームも
十分であるが、徹底的な構造の合理化設計により、しゃがんでピアノを見ると、
下前板(下パネ)上部の大きな隙間から弦が見えたり、底板がないため鍵盤の隙間から
ペダルが見えたりと、あまり体裁の良いものではない。
価格はヨーロッパのピアノとしては最も廉価で、アメリカをはじめ世界各国へ輸出されている。

<以下、ウィキペディアより引用抜粋>
リッペン(Rippen)は、オランダ生まれのピアノブランド (1937-2007) である。
リッペン(あるいは、リンドナー)は、運搬が容易なピアノとして、最もよく知られている。
1991年に一旦破綻した後、ブランドは新たなオーナーに買収され、中国煙台市で2007年まで製造された。
リッペンはオランダで生まれたピアノメーカーである。
1937年に設立され、1950年までハーグでピアノを
1950年頃、リッペンはアルミニウムとプラスチックを多用した「マエストロ」という名の
軽量で廉価なピアノを開発し、第二次世界大戦後の人々の経済状況と相まって、大きな成功を得た。
80%が英国、ドイツ、フランス、アメリカ合衆国に輸出された。
さらに、1964年ごろアイルランドのシャノンにも工場を設立し、
「リンドナー」ブランドの軽量で廉価なピアノを製造した。
軽量という特徴を生かし、航空機での輸送が活用された。
1970年代に入って、ピアノの市場は大きく変化した。
電子ピアノの登場によって、廉価ピアノの需要は減少し、1972年にシャノンの工場は閉鎖された。
いくつかの買収や再生の試みがなされたが、1991年2月にリッペンは解体された。
その後、オランダの楽器商、ミュージック・ブローカーズ・インターナショナル
(Music Brokers International)がリッペンブランドのピアノの製造権を取得した。
1991年から1998年まで、ロシアのサンクトペテルブルクで製造された。
部品のいくつかは、中国の煙台市から供給された。
1998年から2003年までは、煙台市のYantai Longfeng Pianoで製造された。
2004年から2007年まで、煙台市のペレツィーナ
(Yantai Perzina Piano Manufacturing.Co.,Ltd.)で製造された。
この工場では、同じオーナーのペレツィーナブランドのピアノが今日も製造されている。
また、オーナー会社のホームページには、リッペンピアノのラインナップが、
この会社が製造権をもつ他のブランド(EAVESTAFF, Gehr.Steinbergなど)とともに現在も掲載されている。
ここではエーデとシャノンで製造されたピアノの特徴について述べる。
アルミニウムとプラスチックを多用した「マエストロ」は、交差配弦ではなく、
平行配弦の構成をとっていた。このため、ハープ形状のようなデザインとすることも可能であった。
あるピアノの重量は、僅か34Kg(75ポンド)であった。
これは、通常鋳鉄を使用するフレームにアルミ材を用い、ケースなど木製の部品を可能な限り
プラスチックで置き換えた成果である。シャノンで製造されたリンドナーは、交差配弦であったが、
フレームはアルミニウムの管材を溶接した構成で、鍵盤にもプラスチックを使った設計となっていた。
ピン板はブッシング付きフレームタイプではなく、むき出しであった。
また、アップライトピアノは鍵盤部分を、グランドピアノはケース全体を折りたたみ可能という
特徴をもっていた。これにより、同じスペース中により多くのピアノを並べて輸送することができた。
軽量で折りたたみ可能という特徴は、ピアノの運搬の問題を解決する、一つの革新とも言えた。
特に航空機による輸送に適していた。
アルミニウムフレームの技術を生かして、薄型のアルミニウムグランドピアノなど、
デザイン性の高いピアノも製造した。
しかし、これらの軽量廉価ピアノは、長期耐久性に難点があった。
特に空洞三面構造の鍵盤はスナップインタイプとなっており、ロックを解除せずに取り外そうとすると
破損することがままあった。製造元が消滅した今、プラスチック製の特殊なスペアパーツは入手不可能であり、
一般的なパーツでの代替はできない。一旦破損すると修理は困難となる。
このため、中古品市場で見かけるリッペンまたはリンドナーの軽量ピアノは、
その時点で正常に動作していても決して手をだしてはならないピアノとされている。
他の珍しい特徴としては、逆クラウン響板がある。
3層合板製の響板と響棒はそれ自体平らな形状であり、弦圧がかかることによって、
逆クラウン形状になった。クラウン形状をもつ響板には、各ピアノメーカー独自の設計と
ノウハウが注ぎ込まれており、製造には手間もかかる。
平板合板の響板は、ピアノの低コスト化に大いに貢献したと考えられている。

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RIPPEN
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リッペン アイルランド?オランダ? 詳細不明
RITMULLER
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リットミューラー RITMÜLLER
ドイツ、ゲッティンゲン(Göttingen)

<以下、ウィキペディアより引用抜粋>
W. リットミュラー&ゾーン(W. Ritmüller & Sohn)AGは、
ドイツ・ゲッティンゲンに起源を持つかつて存在したピアノ製造業者である。
18世紀末、アンドレアス・ゲオルク・リットミュラー(Andreas Georg Ritmüller)と
息子のゴットリーブ・ヴィルヘルム・リットミュラー(Gottlieb Wilhelm Ritmüller、1770/1772-1828/1829)は
ゲッティンゲンでリュート、ギター、ハープの製作を始めた。
ゴットリーブ・ヴィルヘルム・リットミュラーは1794年11月17日に市民権を取得し、
1795年8月5日に市民宣誓を行った[3]。後者がスピネット、クラヴィコード、リュート、ギター、
ハープの工房を構えた日付と見なされている。
1800年頃に父が死去した後、工房は正式に「G. W. Ritmüller」と名付けられた。
ゴットリーブ・ヴィルヘルム・リットミュラーの2人の息子ヨハン・ヴィルヘルム(1802年生)と
ヨハン・マルティン(1803年生)が会社に加わった。
ゴットリーブ・ヴィルヘルム・リットミュラーは1829年に死去し、
会社は「W. Ritmüller & Sohn」に改名された。
会社は1890年に破産し、売却された。
所有者や共同経営者を変えながら、ピアノ生産はゲッティンゲンと後にはベルリンで続けられた。
会社は1901年に有限会社(GmbH)に、1920年に株式会社(AG)に移行した。
財政問題によって生産施設はGebr. ニーンドルフ・ピアノフォルテファブリックAGに貸された。
1933年、W. Ritmüller & Sohn社は清算された。
1990年から、中国のパールリバー・ピアノ・グループがドイツと世界中で「Ritmüller」の商標を登録し、
1997年以降「Ritmüller」ブランドのピアノを製造・販売している。
RIVIERE


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RIVIERE リヴィエール/リビエール
ブランドスペルは「RIVIER」ではなく、「RIVIERE」です(最後にEが入ります)

森技術研究所(浜松)、河合楽器株式会社(京橋カワイ)
河合楽器(京橋カワイ)が東京の百貨店に売り場を持つとき当ブランドを売り出していた。

※京橋カワイについてはKAISER(カイザー)の項目を参照
ROADRICH


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ロードリッヒ ROADRICH (ROUDLISH?)
浜名楽器製造株式会社(浜松)、ロードリッヒピアノ製作所(浜松) 詳細不明

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RODESTEIN
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RODESTEIN (S.RODESTEIN) ローデスタイン (S・ローデスタイン)
松本ピアノ 詳細不明

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ROGERS

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ロジャース フクヤマピアノ製造? 詳細不明

トレードマーク画像はなし(確認済み)
ROGERS
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ロジャース LONDON(ロンドン) 詳細不明

ROLEX

ROLEX ピアノ

ROLEX RX-

ROLEX KR

ROLEX 嵯峨野

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ローレックス(ロレックス)ピアノ ROLEX

大成ピアノ製造(株)(製造)、東日本ピアノ製造(株)、
のちに、浜松ピアノ製造株式会社(浜松市和田町552番の3)(※実体なし)
発売元:協立楽器(株)=全日本ピアノ卸センター株式会社(神戸市中央区元町通4丁目)

大成ピアノ製造(株)において製造されていた協立楽器のブランドでした。
お客様から、時計メーカーのロレックスと同じですか?とよく聞かれましたが、
まったく関係ありません(笑)

■機種バリエーション
KR22、KR27、KR30、KR31、KR33、
RX230、RX300、RX380、RX500、RX600、嵯峨野、孔雀、飛鳥、王朝など
孔雀、飛鳥、王朝はとりわけ高く、当時標準小売価格は孔雀 1,094,000円、
飛鳥と王朝の標準小売価格が1,267,000円でした。(付属品含む)

協立楽器株式会社(神戸市)がブランド販売を始めた頃は頭文字のKをとってKR~という型番になっています。

<附録>
協立楽器の販売保証書 →★   大成ピアノ製造の保証書 →★  ローレックスのキーカバー →★

<ピアノ調律技術者向け附録>
張弦作業に役立つ当該機種ミュージックワイヤー配線仕様 →★

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ROMHILDT
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ROMHILDT→読み方不明 ドイツ 詳細不明
RONISCH




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レーニッシュ RÖNISCH (RONISCH) ドイツ(旧東ドイツ) ライプツィヒ
Leipziger Pianofortefabrik (ライプツィガー・ピアノフォルテファブリーク) 
創業1845年 創業者:カール レーニッシュ(1814年生まれ~1892年没)

1845年に、貧しかったカール・レーニッシュによって設立されたこの会社は、
のちに世界の隅々までドイツのピアノを普及させる先駆的メーカーとなった。

<歴史>
力ール・レーニッシュは1814年にシレジアに生まれた。10歳のときに機械工場で5年の見習いを開始し、
その期間にピアノに興味を抱くようになった。
ピアノ製作について3年間学んだのち、レーニッシュは1845年にドレスデンで自分の名前のピアノを作り始める。
1857年にはドイツ初のベビーグランドを製作し、3台のグランドピアノをザクセン王に納めてからは、
宮廷御用達のメーカーとなった。そして1862年には、ロシア、スウェーデン、イギリス、スペイン、ポルトガルへ
ピアノを輸出するようになった。
1892年に78歳で力ールが亡くなると、息子のアルベルトとヘルマンが会社を引き継ぎ、
規模拡大を目指した。ふたりは1898年にサンクトペテルブルク支店を設立し、1902年には、
自動演奏ピアノの会社を営むルー卜ヴィヒ・フプフェル卜と協力契約を結んだ。
会社は急速に成長して輸出は記録的な量に達し、年間3,000台の楽器を生産するようになった。
しかし、レーニッシュ家に不幸があり、さらに第一次世界大戦の衝撃を受けた直後の1918年に、
ヘルマンは会社を株式会社ルートヴィヒ・フプフェルトに売り渡した。
両大戦の間もレーニッシュ社は繁盛したが、ドレスデン工場は1945年の空爆で破壊され、
生産はフプフェルト社のライプツィヒ工場へ移された。
翌年、ライプツィガー・ピアノフォルテファブリーク社が誕生し、1986年に年間生産高は8,600台に達した。
1990年のドイツ再統一のあとに生産工程が改変され、製品の再設計がなされた。
1997年、力ール・A・プファイファーがレーニッシュ社を買収し、
有限会社ライプツィガー・ピアノフォルテファブリークを設立。
新たな会社となった今も、レーニッシュ・ブランドの独創性と品質は生き続けている。

※美智子様ご結婚前、正田家でお正月にピアノを弾かれる正田美智子様の宮内庁映像に出ていたピアノです。

<参考画像>
1958年(昭和33年)、ピアノを演奏する皇后美智子様(正田美智子様) →★
※この画像は現在パブリックドメインになっておりますので掲載しております。
パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、
知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいいます。パブリックドメイン=公有

上から2番目のエンブレム画像は「PIANO YOSHIKAWA様」よりご寄稿頂きました。ありがとうございます!
レーニッシュピアノはBVK認証を受けています(詳しくはこちら →★

<附録>
ライプツィガー(レーニッシュ)ピアノ 製造番号/製造年代 対照表(1855年~2000年) →★
※Leipziger Pianofortefabrikは、Hupfeld というブランド名のピアノも製作しています

<以下、ウィキペディアより引用抜粋>
カール・レーニッシュ・ピアノフォルテマヌファクトゥーアGmbH
(Carl Rönisch Pianofortemanufaktur GmbH)は、1845年創業の
ドイツのアップライトピアノおよびグランドピアノ製造会社である。
本社はドレスデン(1845年以降)、ライプツィヒのベーリッツ=エーレンベルク地区(1945年以降)、
2009年以降はライプツィヒのグロースペスナにある。
カール・レーニッシュ(Carl Rönisch、1814年-1894年)によって1845年にドレスデンで創業された。
1866年に鋳鉄製フレームを開発した。これは現代ピアノの製造のための最も重要な必須要素の一つである。
国際博覧会では金メダルを取り、工房はザクセン王室御用達となった。
高品質な製品によって、オーナーのカール・モーリッツ・レーニッシュ(Karl Moritz Rönisch)は
オーストリア=ハンガリー帝国帝室・王室御用達ピアノ製造業者の称号を授与された。
1918年、創業者の息子ヘルマン・レーニッシュ(Hermann Rönisch)は、
会社を継ぐはずであった創業者の孫が第一次世界大戦で死亡した後の1918年に
「Carl Rönisch Hof-Pianofabrik」をライプツィヒのルードヴィヒ・フップフェルトAGへ売却した。
ヘルマンは1902年以降ビジネスパートナーとしてルードヴィヒ・フップフェルトと親交があった。
1945年、レーニッシュ社の主工場がドレスデン爆撃の犠牲となった。
1948年以降、レーニッシュブランドのピアノはライプツィヒのベーリッツ=エーレンベルク地区にある
ルードヴィヒ・フップフェルト社の本社の「ライプツィヒピアノ工房」で作られた。
1967年、「ライプツィヒピアノ工房」はVEBドイツピアノ組合ライプツィヒに吸収された。
東ドイツの「転換」の後、この国営企業は解散し、レーニッシュ/フップフェルトの第一工場から
「ライプツィヒ・ピアノフォルテファブリークGmbH」が誕生した。
この会社はレオンベルクのピアノメーカー・プファイファーによって買収された。
2009年、Pianofortefabrik Leipzig GmbH & Co. KGはピアノメーカーの
ブリュートナーによって買収され、以後、「Carl Rönisch Pianofortemanufaktur GmbH」という
伝統的な名称で経営されている。
同年、ピアノ生産はライプツィヒ近郊のグロースペスナにあるブリュートナーの工場に移された。

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ROSE
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ローズ ROSE 製造:天竜楽器製造(株)(浜松) 詳細不明
ROSEN


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ローゼン ROSEN
福山ピアノ社(東京)、阿部ピアノ製作所(浜松)、大成ピアノ製造(株)(浜松市和田町)
福山ピアノのブランド その他詳細不明  ローゼンのまくり(蓋部分)にあるブランド銘柄マーク →★

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ROSENBERLIN
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ローゼンベルリン ROSENBERLIN 阿部ピアノ(浜松) 詳細不明
ROSENKONING
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ローゼンケーニッヒ ROSENKONING (ROSENKÖNIG) 
販売:株式会社 イノセ楽器(浜松) その他詳細不明

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ROSENKRANZ

ROSENKRANZ

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ローゼンクランツ ROSENKRANZ 韓国 詳細不明

ドイツ製でも同じ名前がありますが、これは韓国製です。

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ROSENKRANZ


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ローゼンクランツ ROSENKRANZ ドイツ 詳細不明

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ROSENKRANZ

ROSENKRANZ ピアノ

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ウイスタリア・ピアノ製作所(製造・販売)  機種:RK.20、RU.30など
その他詳細不明

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ROSENRICH
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ローゼンリッヒ ROSENRICH 坂本ピアノ製作所(←大成ピアノ製造の前身)浜松 詳細不明
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ROSENSTEIN
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ローゼンスタイン ROSENSTEIN 大和ピアノ(日本ビクター) 詳細不明
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ROSENSTOCK

ROSENSTOCKROSENSTOCK ピアノROSENSTOCK PIANO





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ROSENSTOCK ローゼンストック 韓国製

韓国にある英昌楽器製造のブランドです。
販売は協立楽器(全日本ピアノ卸センター)で、当時かなりの台数が売れたようです。

製品の中にはチューニングピンが斜めに入っていたり、かなりひどいピアノもありましたが、
製造年数、製造経験が増すにつれてそこそこの品質になってきました。
音色はTHE韓国製といった感じですが、中にはかなり良い音色のピアノもあります。

■機種バリエーション
<アップライトピアノ>
R-101、R-2、R-200、R-202、R-303、R-606、
RS-100、RS-101、RS-108、RS-200、RS-202、RS-205、
RS-208、RS-230、RS-250、RS-280、R-3、RS-300、RS-303、
RS-308、RS-505、RS-600、RS-608、RS-808など

※RS-1**ではじまる機種は、小型のスピネットタイプ
※RS-2**ではじまる機種は、1型のアップライトピアノ
※RS-3**ではじまる機種は、3型のアップライトピアノ

<グランドピアノ>
G-150、G-157、G-175、G-185、G-213、G-275、RG-157、RG-175など

ローゼンストック(協立楽器)の保証書 →★   ローゼンストックの蓋部分の銘柄マーク →★
ローゼンストックグランドの響板に描かれたデカール →★
ローゼンストックチビ(RS-101)の上前側(前パネ)部に貼ってあるシール →★

<英昌楽器>
仁川と漢域に工場があり、仁川ではグランドピアノを、漢域ではアップライトを
最盛期で月産1500台を作っていたといいます。

<ピアノ調律技術者向け附録>
張弦作業に役立つ当該機種ミュージックワイヤー配線仕様 →★

ローゼンストックのピアノ調律なら経験豊富な調律師 私杉本にお任せ下さい→★
ROSENTHAL



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ROSENTHAL ローゼンタール

クロイツェルピアノ製作所(製造)
松本工場の高級ピアノ。
森泉氏がこのブランドをもらってクロイツェルピアノ製作所に作らせていた。

<クロイツェル社の製造ブランド>
KREUTZER(クロイツェル)、LICHTENSTEIN(リヒテンシュタイン)、ROSENTHAL(ローゼンタール)
→KREUTZER(クロイツェル)の項目も参照

ローゼンタールのピアノ調律なら経験豊富な調律師 私杉本にお任せ下さい→★
ROSLER


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レースラー RÖSLER (ROSLER)
チェコスロバキア製 (現在:チェコ共和国) ペトロフ社のブランド

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ROTH & JUNIS
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ROTH & JUNIUS 読み方不明 ドイツ 詳細不明
ROYAL
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ロイヤル ROYAL アトラスピアノ製造(浜松) 詳細不明
ROYAL


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ロイヤル ROYAL

大倉楽器工業(株)東京都杉並区上高井戸
二本弦の小型ピアノが多かったが、大型のものは音色に特色があった。
その他の機種ピアノあり。

ロイヤルのピアノ調律なら経験豊富な調律師 私杉本にお任せ下さい→★
ROYALE & SONS



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ロイヤル アンド サンズ 機種:RS-114等  詳細不明

韓国の大宇財閥がブランド所有?
Daewoo Group(大宇財閥)で作られたピアノ?
RUBINSTEIN





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RUBINSTEIN ルビンシュタイン
(読み方:ルビンシュタイン→○ ルービンシュタイン→×)

斎藤ピアノ(横浜市保土ヶ谷)→ルビンシュタインピアノ製造(株)(浜松市→その後掛川市?)

横浜市の保土ヶ谷付近で昭和10年頃、斉藤栄一氏が製造を始めたピアノで、
アルトゥール・ルービンシュタインがその工場を訪問した時、
あわててピアノのふたを閉じたという逸話が残っている。
戦後ピアノが不足している時、良く流通していたようです。
斉藤楽器は斉藤武司氏の創業で、森健氏も参加したことがある。
横浜市南区弘明寺に店があったが、後に浜松に移って
ルビンシュタインを作り、それが天竜工芸の母体になった。
除響板を採用(高音域の鳴りをより際立たせるため響板の一部を三角形に切り欠いた構造)
1番上の画像は文字のみでトレードマークがまだない頃(おそらく斉藤ピアノ時代)に作っていたもので、
上から2番目のトレードマークはルビンシュタインピアノ製造(株)になってからのもののようです。
宮殿と交差させた2本の音叉を組み合わせた印象的なマークとなっております。

ルビンシュタインのまくり(蓋)部分のブランドマーク →★
ルビンシュタインピアノの保証書 →★  ルビンシュタインのアクションレールに貼られたシール →★

機種:RM-303等

<斉藤ピアノ製作所からルビンシュタインピアノ株式会社までの歴史>
ピアノ輸入商社スウェイツ商会に勤めていた斉藤栄一氏が中心となって斉藤ピアノ製作所が設立され、
上海モートリー商会から来日したドイツ人技師のカンホール指導の下、カンホールが連れてきた中国人技師や
西川楽器出身者などのプロ集団でピアノ製造が始められた。
生産は年々増加したが、その売り上げの背景には東京ピアノ(後の大塚ピアノ商会)の大塚錠吉氏や、
協信社ピアノ製作所の松崎妙氏などが製造・流通・販売を支援したことが大きく貢献していると言われている。
1938年(昭和13年)、事業は斉藤栄一氏の次男である斉藤武司氏が引き継ぐことになる。
その後、太平洋戦争によるピアノ製造休止時には斉藤航空機製作所を設立し、主に飛行機の翼を製造。
しかし1945年(昭和20年)の空襲により工場は焼失。
終戦後、斉藤武司氏は横浜から単身浜名郡(現在の浜松市)に進出し、斉藤ピアノ株式会社を設立し、
ピアノ製造を再開。この年に完成させたルビンシュタインピアノで高い評価を得たほか、ピアノ関連で
実用新案特許や専売特許を取得するなど、常に新たな開発につとめ技術の向上を図っていた。
その頃製造したSAITOH & SONS(サイトー&サンズ)は父の栄一と武司親子を意味している。
1950年(昭和25年)、「斉藤ピアノ株式会社」から「斉藤楽器株式会社」に社名変更。
経営は順調に伸び、従業員も大幅に増えていった。
後にアトラスピアノ製造の常務取締役になる雨宮辰雄氏もこの時期に参画していた。
1955年(昭和30年)あたりから日本国内ではヤマハやカワイの台頭とピアノメーカー過多による
競争の激化により、斉藤楽器株式会社も他メーカー同様に倒産に追い込まれた。
しかし、会社解散後も一部社員が製造を継続したことで、後のルビンシュタインピアノ株式会社へと
繋がることになっていきます。

<斉藤ピアノが製造したピアノ>
HORUGEL(ホルーゲル)、PRIMATONE(プリマトーン)、RICHTONE(リッチトーン)、
RUBINSTEIN(ルビンシュタイン)、SAITOH & SONS(サイトーアンドサンズ)

<社史>
1906年(明治39年) 斉藤栄一氏により創業
1943年(昭和18年) 太平洋戦争により製造休止
1948年(昭和23年) 6月10日 斉藤栄一氏の次男、斉藤武司氏により、斉藤ピアノ株式会社設立
1950年(昭和25年)12月12日 社名変更→斉藤楽器株式会社に
1956年(昭和31年) 3月30日 会社解散
→その後一部社員で「ルビンシュタインピアノ株式会社」へと継承し製造を続ける

トレードマーク画像の2番目はD1g様からご寄稿頂きました。ありがとうございます!
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RUBITZ & SONS

RUBITZ & SONS

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ルービッツ・アンド・サンズ  販売元:協立楽器 (株式会社 協立インターナショナル)

詳細不明。韓国製だと思われます。
RUBITZ & SONS 正確な読み方も不明。
ルービッツ&サンズのまくり(蓋)のブランドマーク →★  ルービッツアンドサンズの保証書 →★

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RUCH
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フランス(パリ) 詳細不明
RUDOLPH
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ルドルフ RUDOLPH 日本 詳細不明
RUTASS 詳細不明

 








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